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断章的に。神明神社から赤ぼっこ

台風が頻々に発生して、悪天候が続いた十月。「奥多摩東部登山詳細図改訂版」を頼りに、短時間の山歩きを行なった。

2013/10/17

宮ノ平駅(13:00)---神明神社---要害山---天狗岩---赤ぼっこ---馬引沢林道---宮ノ平駅(16:00)

Jinmei

大雨が続いて、漸く晴れたので出掛けようと思った。出発時刻は躊躇してしまうくらいに遅い。青梅駅に着く迄に、何処に行こうかと迷う。接続良く奥多摩行きに乗ったが、空は急激に曇天に変わったので、宮ノ平駅で降りた。

梅ヶ谷峠入口からは何度も登ったが、登山詳細図に記されている神明神社経由は初めてなので、そちらを歩くことにする。舗装された坂路を登り、住宅と畑地が同居した陽当たりのよさそうな地域を真直ぐに進む。立派な車道と交差するところを山のほうへ歩くと、直ぐに小さく盛り上がった尾根への山道があった。要害山への手製の道標があり、其処に進入した。草木が繁茂する細い尾根道を緩やかに登ると、神明神社に到着。小さい社なのに、立派な茅の輪が設えてある。祈願を記す人型の紙の投函箱もあった。

細い尾根が、真直ぐに続いている。右手の谷は梅ヶ谷峠入口からのコースで御馴染みの道があると思われる。谷筋コースの、最後の集落というか民家がたくさんの犬を飼っていて、かならずけたたましく吠えられるのを思い出した。犬に吠えられないと云う明確な利点が神明神社コースにはある。しかしあまり人が歩いていないのか、植物の繁茂が目立つ。細い木が幾つも倒れていて、其れ等を片付けながら歩いた。今後暫くは歩き易くなっている筈である。

梅ヶ谷峠入口からのコースと合流する道標の地点に呆気なく到着。其処からは平和な尾根登りだと思っていたが、大雨の所為で、かなりの大木が倒れているのが散見された。登山道をほぼ封鎖するように倒れているのもあった。しっかりした登山道が、荒々しい道に変貌したと云う観である。

愛宕山分岐から、要害山を過ぎて、南面の方で植林伐採作業が派手に行なわれていた。北面もかなりの範囲で伐採が完了しており、展望が利くようになった。通常であれば駆け抜けてしまいそうな道だが、今日は登山詳細図を眺めながらゆっくり歩く。途中の四等三角点にも立ち寄った。

不安定な天候の合間、それも平日の午後なので、人影の無い天狗岩を占有して、ひさしぶりの眺望を楽しみながら食事を摂った。無風で快適なので、長時間其処に座って思索に耽った。満悦して山稜ルートに復帰して、寄り道せずに降りようかと思ったが、赤ぼっこも無人なので、折角なので立ち寄った。台風の影響だろうか、木のベンチが逆さまになっていた。持ち上げてみると存外に重くはない。少々時間は掛かったが正常の形に戻した。

ベンチが在った山名標の付近は強風を直截に受けるので頼りないと思ったから、やや低い位置に移動させて配置した。だから恣意的に位置を移動したわけではない。ひと仕事終えたと云う気分の後、人の気配を感じた。周囲を見回すが誰も居ない。怪訝に思いながら風景に視線を移すと、直ぐ其処に立っている送電鉄塔に、ふたりの作業員が登っているのが見えた。私は内心で首肯して、赤ぼっこを後にした。

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