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雨の笹子雁ヶ腹摺山からお坊山、そして甲斐大和駅(後篇)

2010/7/11
笹子駅(8:40)---笹子雁ヶ腹摺山---米沢山---お坊山---景徳院---甲斐大和駅 (14:00)

笹子雁ヶ腹摺山と同じ標高1357mの米沢山に至る迄、明瞭なピークを二つ程登っては下り、そしてまた登る。前回の行程で感銘を受けた「展望台」という標識のある処から握り飯を頬張りながら背後の山々を眺めると、其れが理解できた。最高点のお坊山よりも、米沢山への道が険しいということを再認識した。自分の記憶の曖昧さを再確認したと言い換えるべきかもしれない。印象的だった鎖場も、曖昧模糊な記憶ではお坊山の直前に在ったものだとばかり思っていたから、いくつもの山を越えて其の鎖場が米沢山の直前に現れたから、此れは本当に意外だった。

昨年来の同じコースは季節も似たようなもので、雨模様も相まって景色も楽しむことができない儘お坊山へ到達し、あとは景徳院へ下るだけである。大鹿峠から、まるでリピート再生しているかのように、また駆け足で降りて行く。前回の滝子山から下りた時の感動的だった桜を思い出すが、今日は境内ではなくて其の上にある集落に辿り着く。小降りになった雨の県道をゆっくりと歩いていった。

恒例の甲斐大和駅前店での酒宴。笹子峠の山々に行きたがるMの真意は此の店に行きたいからで、しきりに他の仲間も誘って此のコースに連れて行きたがる。店の女将さんが上手な出来た人だからであろうが、二、三ヶ月に一回しかこない我々をよく覚えていてくれる。純真なMは完全にほだされて、来週も大勢で来るから、などと大見得を切っているからたまらない。次週は世間的には三連休で、確かに皆で山に行こうなどと計画を立てているのは事実だが、其れはあくまで予定であって皆の参加が確定しているわけではない。大体目の前に居る私が次週も甲斐大和に行くとは思っていない。酔っているのか女将と盛り上がって逆上しているのか判然しないが、調子に乗っているMに、そんなこと断言して若し来れなかったらみっともないことになるぞ、と釘を刺すが、意に返す様子がない。やっぱり酔っているのか、と思う。

この日は参議院議員選挙の日で、女将さんは選挙には行かないの、と訊くから、私は、帰宅したら投票しますよ、と答えた。結果的には物凄い僅差で当選した、民主党の興石議員に就いて、私は山梨県民がどのような評価をしているのか気になったので、そんな話で女将と盛りあがってしまった。政治的なことなので此処で記すのは不穏当なので書かない。気がつくとMが無口になっていた。訊けば成人してから今日迄、投票したことがないというから、私は其れも民主主義的自由だし、敢えて言及したいことではないが、一応何故かと訊いた。其の答えは、政治家に期待することがないから、という、呆れるほど凡庸な所謂浮動票の輩が発するようなコメントであった。私も少しは酔っていたのであろうか。其れは国家社会で生きる為の権利を行使しない怠惰の言い訳だ、投票しない奴だけ消費税アップにならないかなあ、とMを挑発したが、私は完全に黙殺された。彼にとっては本当に苦手な話題なようであった。

追記

三連休は案の定それぞれの都合で山行きは叶わず、Mは女将さんに、本来不必要な不義理を果たすことになった。八月の酷暑の中、再び笹子越えに帯同せざるを得ないような予感がしてならない。

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